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Visual Studio 2010に向けたコンポーネントも開発中、グレープシティ

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 「Microsoft tech・days Japan 2009」はエンジニア向けの高度なブレイクアウトセッションで、マイクロソフト製品のロードマップやアップデート情報が得られるが、サードパーティ製の技術や製品の情報も集まるイベントだ。パートナー企業の展示スペースでは、各種のブレイクアウトセッションに関連した製品や技術のデモも盛んに行われていた。.NET開発に有用なコンポーネント製品を数多く手がけるグレープシティ社のブースの模様をお届けする。

 「Microsoft tech・days Japan 2009」はエンジニア向けの高度なブレイクアウトセッションで、マイクロソフト製品のロードマップやアップデート情報が得られるが、サードパーティ製の技術や製品の情報も集まるイベントだ。パートナー企業の展示スペースでは、各種のブレイクアウトセッションに関連した製品や技術のデモも盛んに行われていた。

 グレープシティは、Javaだけでなく.NET開発に有用なコンポーネント製品も数多く開発、販売している企業だ。このブースでは、これらコンポーネントの紹介や、同日のイベントで多数のセッションが組まれているVisual Studio 2010を見据えた製品のデモが行われていた。この中で目を引いたのは、ComponentOne Studio、ActiveReport、InputManなどだ。

 どれもVS 2010対応のベータや製品までの段階ではないが、これらの製品のバージョンアップや対応予定などを聞くことができた。ComponentOne Studioは、WPFに対応したグリッド、チャートなどを強化するかもしれないとのことだ。リボンやマルチタッチ対応のコンポーネントも充実してくるだろう。

 ActiveReportは、同社の人気ソフトのひとつだそうだ。帳票のレイアウトや印刷をサポートする.NETコンポーネント製品だが、次期バージョンではGS1 DataBar対応のバーコードの出力が可能になる。ちなみに、このバーコードは2010年1月から導入が決定している新しいバーコードだ。また、使ったことがある人には喜んでもらえる機能として、ヘッダやフッタなどセクションにまたがるフィールドの設定が可能になることと、明細行に空行だけの行を罫線処理とともにレイアウトできることを紹介してくれた。

ActiveReportでは、フィールドにデータがあれば明細行は自動的に生成される
ActiveReportでは、フィールドにデータがあれば明細行は自動的に生成される
新機能では、指定の数で罫線処理された空行を簡単にレイアウトできる
新機能では、指定の数で罫線処理された空行を簡単にレイアウトできる
GS1 DataBarによるバーコード表示の例
GS1 DataBarによるバーコード表示の例

 InputManはASP.NET対応の日本語入力支援コンポーネントだが、これの次期バージョンでは、ウェブ上でふりがな取得が可能になったり、通常ブラウザが読み取るファンクションキーの入力をプリエンプションできるようになるそうだ。

ウェブ上でふりがな表示を自動的に行う
ウェブ上でふりがな表示を自動的に行う
F2キーをプリエンプションできるので、業務用ウェブアプリにおいてファンクションキーに機能を持たせることができる
F2キーをプリエンプションできるので、業務用ウェブアプリにおいてファンクションキーに機能を持たせることができる

 
【関連リンク】
Microsoft tech・days Japan 2009
グレープシティ

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この記事の著者

中尾 真二(ナカオ シンジ)

フリーランスのライター、エディター。アスキーの書籍編集から始まり、翻訳や執筆、取材などを紙、ウェブを問わずこなす。IT系が多いが、たまに自動車関連の媒体で執筆することもある。インターネット(とは当時は言わなかったが)はUUCPの頃から使っている。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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https://codezine.jp/article/detail/3525 2009/01/29 11:52

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