福岡県らが主催する「フクオカRuby大賞」の受賞作品が2月20日、発表された。大賞には、韓国のAPEC気候センター(APEC Climate Center)の気候アプリケーションチーム(Climate Applications Team)による「Climate Information Tool Kit(CLIK)」(気候情報ツールキット)が選ばれた。また、優秀賞には、地方行政へのオープンソースの導入事例として注目されている、株式会社まちづくり三鷹(東京)による「まちづくり百科 Ruby図書館情報システム」など3作品が選ばれた。
福岡県らが主催する「フクオカRuby大賞」の受賞作品が2月20日、発表された。大賞には、韓国のAPEC気候センター(APEC Climate Center)の気候アプリケーションチーム(Climate Applications Team)による「Climate Information Tool Kit(CLIK)」(気候情報ツールキット)が選ばれた。また、優秀賞には、地方行政へのオープンソースの導入事例として注目されている、株式会社まちづくり三鷹(東京)による「まちづくり百科 Ruby図書館情報システム」など3作品が選ばれた。
フクオカRuby大賞は、「福岡Rubyビジネス拠点推進会議」を設立するなどプログラミング言語Rubyによる地域振興を目指す福岡県が、Rubyによる優れた取り組みを表彰するとして実施したもの。昨年11月10日から1月15日まで募集され、海外(アメリカ、イギリス、スペインなど7カ国)20件を含む、計78件の応募があった。受賞作品は以下の通り。
大賞
- 「Climate Information Tool Kit(CLIK)」
APEC Climate Center, Climate Applications Team(韓国)
優秀賞
- 「9Arrows」
- 「まちづくり百科 Ruby図書館情報システム」
- 「Puppet, Systems Building Systems」
合同会社ナインアローズ(福岡)
株式会社まちづくり三鷹(東京)
Luke Kanies(アメリカ)
奨励賞
- 「CPFCS用測定機器中継システム」
- 「安全安心PTA連絡メールシステム AIMS(ミテルちゃん、マモリちゃん)」
- 「大学向け電子ポートフォリオシステムの開発 ~主体的に行動する人材を育てるために~」
正晃テック株式会社(福岡)
MOTO:TAKER(福岡)
株式会社ハウインターナショナル(福岡)
受賞作品には、今月27日にソラリア西鉄ホテル(福岡市中央区天神)で開催される「フクオカRubyフォーラム2009」で表彰式が行われ、大賞賞金 100万円などが授与される。なお同フォーラムでは、審査委員長を務めた まつもとゆきひろ氏による講評と特別講演のほか、Google株式会社の鵜飼文敏氏が「Googleのスケーラブルなwebプラットフォーム」と題した基調講演を行う予定。
また、同イベントに協力する「Rubyビジネス・コモンズ」(以下、RBC)では、翌28日にも午前・午後と続けて技術勉強会とビジネス勉強会を開催する。RBCでは「うっかりRuby祭り」と題し、福岡を「Rubyムーブメントの震源地」として盛り上げている。
【関連リンク】
・フクオカRubyフォーラム
・Ruby大賞とは(フクオカRubyフォーラム)
・イベント(フクオカRubyフォーラム)
・Rubyビジネス・コモンズ: 2月28日にイケテルビジネス勉強会を開催します
- 修正履歴
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- 2009/02/24 13:32 Rubyビジネス・コモンズの略記を修正。
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