米Amazonは2日、ホスティングサービス「Amazon Web Services(AWS)」において、大規模分散環境「Amazon Elastic MapReduce」のパブリックベータ版を公開した。
米Amazonは2日、ホスティングサービス「Amazon Web Services(AWS)」において、大規模分散環境「Amazon Elastic MapReduce」のパブリックベータ版を公開した。オープンソースの大規模分散計算フレームワーク「Hadoop」を基盤とし、既存のクラウドサービスAmazon EC2およびストレージサービスAmazon S3と連携することで、大規模な分散コンピューティング環境を利用時間あたり数セント~数十セントで利用できる。
MapReduceは、Googleが自社技術として開発した分散コンピューティングの計算モデル。Hadoopはそのオープンオース実装で、Apache Software Foundationのプロジェクトとして、Javaで開発されている。これまでもAmazon EC2上にHadoopを展開する方法は紹介されていたが、今回のサービスインでその必要はなくなった。ただし、現状では米国リージョンでのサービス提供となっている。
【関連リンク】
・Amazon Elastic MapReduce
・Amazon Web Services Blog: Announcing Amazon Elastic MapReduce
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