OpenOffice.org日本語プロジェクトは5月7日、オープンソースのオフィスソフト「OpenOffice.org 3.1.0」日本語版をリリースした。
OpenOffice.org日本語プロジェクトは5月7日、オープンソースのオフィスソフト「OpenOffice.org 3.1.0」日本語版をリリースした。今年2月にリリースされた3.0.1以来のバージョンアップで、Windows、Linux、Mac OS X、Solaris(x86)のプラットフォーム用のバイナリパッケージが用意されている。英語版をはじめとする各国語版も同日に公開された。
OpenOffice.org 3.1.0全体での機能改善では、図形オブジェクトでのアンチエイリアス機能の採用や、ドラッグ時の半透明表示によって、グラフィックがより鮮明で、扱いやすいものとなった。また、独自のロッキング機構によるファイルロックの改善や、上線機能、ズームスライダ機能の追加なども行われた。
文書作成ソフト「Writer」では、文字の半透明ドラッグが導入され、ノート機能にも、日本語の再変換機能や文法チェッカーのフレームワークが追加。表計算ソフト「Calc」では、並べ替え機能が大きく改良されたほか、シート名の変更処理が簡略化されたり、関数入力にヒントが表示されるなど、使い勝手が向上している。
【関連リンク】
・OpenOffice.org 3.1.0日本語版ダウンロードページ
・OpenOffice.org 3.1 の新機能
この記事は参考になりましたか?
- この記事の著者
-
CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
CodeZineは、株式会社翔泳社が運営するソフトウェア開発者向けのWebメディアです。「デベロッパーの成長と課題解決に貢献するメディア」をコンセプトに、現場で役立つ最新情報を日々お届けします。
※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です