Mozillaは13日(現地時間)、WebブラウザFirefoxのプラグインをチェックするページを公開した。これまでプラグインはバージョンをチェックされていなかったため、古いバージョンのプラグインがセキュリティ上の問題につながる懸念が指摘されてきた。
Firefoxでは、よく知られた「拡張機能」のほか「プラグイン」や「テーマ」もまとめて「アドオン」と呼ばれている。これらはすべて外部ソフトウェアをインストールして利用するものだが、拡張機能はFirefox起動時に自動で更新チェックされ、新しいバージョンのインストールを勧められるのに対し、FlashやJava、Silverlight、QuickTimeといったプラグインに対しては更新チェックを行う機構が存在しなかった。
今回公開された「Plugin Check」ページでは、15以上の主だったプラグインのバージョンがチェックでき、今後はさらに充実させていくとのこと。また、Firefoxの次期バージョン3.6からは外部のWebページではなく、Firefoxに同様の機能が組み込まれる予定だ。
【関連リンク】
・Plugin Check
・Mozilla Plugin Check Now Live
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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