株式会社カールは29日、Visual Basicで開発した既存のクライアントサーバ型アプリケーションをWebシステムに変換するツール群「V2C」に、データ転送技術「Curl ORB」の標準サポートを追加したことを発表した。
V2Cは、業務系VBシステムの画面およびロジック部分を、Curlを用いたリッチクライアント対応Webシステムに自動変換するツール群。これにより、多くの企業で使用されているVBの業務システムの移行作業を容易に行うことができる。
同社はこれまでV2Cを利用したマイグレーションサービスを提供してきた。今回は新たに、V2CのWeb接続用APIに超高速データ転送技術「Curl ORB」を組み合わせ、変換後のアプリケーションのデータ検索から表示までの通信時間を75%から80%程度削減。Web環境においてクライアントサーバ型並のレスポンスの実現が可能となった。
サービスの詳細は公式サイトを参照のこと。
【関連リンク】
・Visual Basicからのマイグレーションサービス:株式会社カール
・プレスリリース(PDF)
・カール、VBの業務システムをRIAに自動変換するツールを提供開始:CodeZine
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