1970年代から利用されているスクリプト言語の元祖「AWK(オーク)」の解説書で、プログラミング教科書の古典と言える書籍『プログラミング言語AWK』が、USP出版から復刊された。
AWKは、フィールド指向のテキスト処理スクリプト言語。ベル研究所におけるUNIX開発の過程で誕生し、開発者のアルフレッド・エイホ(Alfred V.Aho)、ペーター・ワインバーガ(Peter J.Weinberger)、ブライアン・カーニハン(Brian W.Kernighan)の頭文字から「AWK」と名づけられた。カーニハンはC言語の開発者としても知られている。
『プログラミング言語AWK』の原書『The AWK Programming Language』は、開発者自身3名による共著として1988年にAddison-Wesleyから刊行され、日本語訳は翌1989年にトッパンから刊行された。その後いったん絶版となり、シイエム・シイ、新紀元社と版元を変えて復刊されてきたが、昨年春から再び絶版状態となっていた。なお、原書は刊行から22年経った現在でもAddison-Wesleyから販売されている。
【関連リンク】
・『The AWK Programming Language』
・『プログラミング言語AWK』
・USP出版:ユニバーサル・シェル・プログラミング研究所
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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