SafeNetは、業界初にして唯一の、Android搭載デバイス向けソフトウェア・ライセンス管理ソリューション「Sentinel RMS Embedded」を22日に発表した。
「Sentinel RMS Embedded」は、ソフトウェア・ライセンス供与ツールキット「Sentinel RMS」をベースに、さらなる小型化とモバイル化を図ったソリューションで、メモリ容量に制限のあるモバイルデバイスやスマートフォンに特化して設計されている。また、Androidを標準でサポートし、モバイルソフトウェアの収益化を進められる。さらに、制御やエンタイトルメント(使用権限)管理を機能レベルで実行可能となっている。
ソフトウェア提供会社やハードウェアメーカーは、あらゆるタイプのデバイスにインストールされるソフトウェアのセキュリティ保護、価格設定、パッケージング、管理を柔軟に実行でき、収益の拡大、運用コストの低減、ユーザーエクスペリエンスの向上につなげられる。
ライセンス供与および知的財産(IP)保護機能は、リバースエンジニアリングのリスクを軽減し、企業の収益を保護する。単一のコード体系で、複数の価格オプションとパッケージングオプションに対応しており、在庫コストを節減し、運用プロセスの簡素化を実現している。
幅広く柔軟なライセンスモデルとライセンス供与機能を備えているので、デバイスメーカーはエンドユーザーのあらゆるニーズにきめ細かく対応したパッケージングを提供できる。また、ソフトウェアのアップグレードや機能レベルでのアクセス制御をリモート実行可能で、ライフサイクル管理をシンプル化する。
ほかにも、管理作業の集中化とプロセスの自動化や、組み込み型ソフトウェアに特化した設計の採用、高い移植性を備えている。
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・日本セーフネット
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