総務省は28日、e-Statで公開している政府統計データを、6月上旬からAPIで試験提供開始する計画を発表した。ユーザー登録制を予定。大量データ処理の自動化が進むことで、新しいサービスやビジネスの創出を促進する効果が期待される。
併せて、ユーザー保有のデータを取り込んだ分析、任意に指定したエリアでの統計情報の絞り込みといった「統計GIS機能の強化」(本年秋の試験運用を予定)、任意の多重クロス集計を出力可能にする「オンデマンドによる統計作成機能」の取り組みが発表されている。
【関連リンク】
・「統計におけるオープンデータの高度化」(報道資料)
・e-Stat
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斉木 崇(編集部)(サイキ タカシ)
株式会社翔泳社 ProductZine編集長。1978年生まれ。早稲田大学大学院理工学研究科(建築学専門分野)を卒業後、IT入門書系の出版社を経て、2005年に翔泳社へ入社。ソフトウェア開発専門のオンラインメディア「CodeZine(コードジン)」の企画・運営を2005年6月の正式オープン以来担当し、2011年4月から2020年5月までCodeZine編集長を務めた。教育関係メディアの「EdTechZine(エドテックジン)」...
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