HOYAサービスの音声ソリューション事業部は、音声合成ソフトウェア「VoiceText」シリーズの2013年リリース版として、「VoiceText ver.3.11.7.x」の提供を30日に開始した。アプリケーション組込み向けの開発キット(SDK)も含まれる。
最新版における、おもな変更点は、新語、流行語、固有名詞、略語などの読み方や抑揚を修正するとともに、一部話者で音声データベースを追加した。また、住所、メールアドレス、URLの読み方を改善し、日本語版VoiceTextエディタに、句読点で空白時間をコントロールできる機能を追加している。
話者は、日本語が女性4名、男性2名、アメリカ英語が女性2名、男性2名、イギリス英語が女性1名、中国語が男女とも1名ずつ、韓国語が男女とも1名ずつ、スペイン語(北米)が男女とも1名ずつ、フランス語(北米)が女性1名を用意している。
製品は、「VoiceText エディタ」「VoiceText 防災パック」「VoiceText エンジンSDK」「VoiceText サーバーSDK」の4種類で、「VoiceText エディタ」と「VoiceText 防災パック」はWindows版のみ、「VoiceText エンジンSDK」と「VoiceText サーバーSDK」はWindows版とLinux版を用意する。なお、製品や話者によって、提供開始時期が異なる。
【関連リンク】
・HOYAサービス
・「VoiceText」
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