経済産業省は、個人の健康管理・維持等の目的で使用されるヘルスソフトウェアの開発にあたり、利用者に対する使用上の安全性を維持・向上させるための基本的な考え方を、開発ガイドラインとして策定、7月24日に公表した。
今回策定されたガイドラインの正式名は「医療用ソフトウェア分野ヘルスソフトウェア開発に関する基本的考え方開発ガイドライン2014(手引き)」といい、ヘルスソフトウェア開発で推奨される要求項目について、品質マネジメント、リスクマネジメント、ソフトウェアの製品安全、ソフトウェアのライフサイクルプロセスの観点で示されている。
付録として、品質マネジメント、リスクマネジメント、ソフトウェアの製品安全、ソフトウェアライフサイクルプロセスに関する規格類、ヘルスソフトウェア開発の参考となるその他の国際規格及び文献を掲載している。
同省は、本ガイドラインをもとに、産業界による詳細な自主基準が策定・運用されることで、ヘルスソフトウェアに関する産業振興に期待する、としている。
【関連リンク】
・経済産業省
・「ヘルスソフトウェアに関する開発ガイドライン(手引き)を策定しました」
・「医療用ソフトウェア分野ヘルスソフトウェア開発に関する基本的考え方開発ガイドライン2014(手引き)」(PDF)
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