Webブラウザ「Opera」の最新バージョンがリリースされた。新たにフィッシング防止機能を搭載している。
Webブラウザ「Opera」の最新バージョン9.10が18日リリースされた。OperaのWebサイトからダウンロードすることができる。
Opera 9.1では新たにフィッシング防止機能が搭載された。「Fraud Protection」と呼ばれる同機能は、デジタル証明書プロバイダのGeoTrust社と、インターネット上のフィッシング詐欺の情報をデータベース化しているサイト、PhishTankのテクノロジーを利用している。
Fraud Protectionはデフォルトでは無効になっている。有効に設定するとユーザーがWebサイトにアクセスするごとに、サイト情報がOperaに送信され、リアルタイムでサイトの正当性が確認される。Operaに送信される情報には、IPなどの個人を特定できる情報は含まれない。
また、常時Fraud Protectionを有効にしてなくとも、アドレスバー横のアイコンをクリックすることで、Webサイトの正当性を即座にサーバに問い合わせることもできる。
プレスリリース:Opera、GeoTrust と PhishTank のテクノロジーを利用した、フィッシング防止機能を発表
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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