解説
正規表現は文字列のパターンを表現する方法です。検索や置換で用いられて、複雑な条件で文字列に一致させることが可能です。正規表現では、メタ文字、メタキャラクターと呼ばれる記号を使い、文字を抽象化して出現パターンを記します。
前回は、その正規表現の中から、繰り返し表現を紹介しました。
今回は、繰り返し表現の、最長一致、最短一致の話をします。正規表現の繰り返し表現では、可能な限り長くなるようにマッチします。正規表現が「Bo+」(「B」「oを1回以上繰り返す」)、検索対象が「Booon!」の場合は、「Bo」「Boo」ではなく、「Booo」でマッチします。
こういった最長一致ではなく、最短一致でマッチさせる場合は、繰り返しを表すメタ文字のあとに、「?」を加えます。正規表現が「Bo+?」(「B」「oを1回以上繰り返す。ただし最小一致」)、検索対象が「Booon!」の場合は、「Booo」「Boo」ではなく、「Bo」でマッチします。
サンプル
正規表現で「最短一致」でマッチさせるコードを、JavaScriptで簡単に書いてみます。
<html>
<head>
<title>「最短一致」のサンプル</title>
</head>
<body>
<pre><script type="text/javascript">
// URLから、ドメイン部分までを取り出す
var strUrl = "http://codezine.jp/article/corner/452";
var mtch = strUrl.match(/https?:\/.+?\//);
// 「https?:\/.+?\/」を分解すると
// 「https?:」sは0回か1回
// 「http://」あるいは「htpps://」になる
// 「\/」スラッシュ
// 正規表現部分を囲む記号に「/」
// を使うので、エスケープが必要
// 「\w」英数字1文字
// 「.+?」任意の文字を1文字以上。最短一致で
// 「\/」スラッシュ
document.writeln("mtch : " + mtch);
</script></pre>
</body>
</html>
mtch : http://codezine.jp/
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柳井 政和(ヤナイ マサカズ)
クロノス・クラウン合同会社 代表社員http://crocro.com/オンラインソフトを多数公開。プログラムを書いたり、ゲームを作ったり、記事を執筆したり、マンガを描いたり、小説を書いたりしています。「めもりーくりーなー」でオンラインソフト大賞に入賞。最近は、小説家デビューして小説も書いています(『裏切りのプログラム』他)。面白いことなら何でもOKのさすらいの企画屋です。
※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です
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