グレープシティは、Web業務アプリケーションに最適なUIを提供するJavaScript製品「Wijmo 5」を、1月15日に発売した。定額制のサブスクリプション方式を採用し、1ユーザーライセンスの初回費用は59400円、1年単位の更新費用は23760円(初回費用の40%)。
「Wijmo 5」は、ECMAScript 5準拠の新世代JavaScriptコントロール。近年注目されているJavaScriptアプリケーションフレームワーク「AngularJS」をサポートしており、すべてのコントロールに「AngularJS」のカスタムディレクティブを含むとともに、25種類以上のサンプルが付属する。
コントロールの開発にはTypeScriptを使用し、ソースファイル(.ts)と型定義ファイル(.d.ts)を収録しているので、TypeScriptでの開発にも適しており、Wijmo 5コントロールを拡張したカスタムコントロールの作成にも対応している。
このほか、非連結グリッドの作成や、セルの描画とマージ、ツリービュー、Excelのようなグリッドなど、さまざまな表示が可能なグリッドコンポーネント「FlexGrid」のJavaScriptバージョンを収録する。
なお、モバイルブラウザ、タッチデバイスのサポートを前提にしており、すべてのコントロールでレスポンシブレイアウトとタッチ操作に対応しているので、マルチデバイス開発に適している。
この記事は参考になりましたか?
- この記事の著者
-
CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
CodeZineは、株式会社翔泳社が運営するソフトウェア開発者向けのWebメディアです。「デベロッパーの成長と課題解決に貢献するメディア」をコンセプトに、現場で役立つ最新情報を日々お届けします。
※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です