CodeZineの執筆陣の一人、ミックさんと、MySQLエンジニア木村明治さんによる新刊『おうちで学べるデータベースのきほん』が、本日2月12日に刊行されます。
本書は、初学者にもわかりやすいデータベースの入門書です。「おうちで学べる」のタイトル通り、自宅のPCで行える簡単な実習を実践したり、ちょっとしたクイズに答えたりしながら、データベースの仕組みと役割を楽しく学ぶことができます。初心者や非技術者のための「入門書」としてはもちろん、現役技術者の「復習書」としてもご活用いただけます。
ミックさんのブログ記事でも本書の紹介をしていただいているので、併せてご覧ください。
担当編集者からのコメント
「データベース」って、専門外の人にとっては、ブラックボックスのようなわかりづらい分野です。「わかりづらい分野だからこそ書籍が必要だ!」と思って本書の企画を立てたのですが、何しろ編集者(私)自身がデータベースに関してはど素人。そこで、著者のお二人に、「技術者だけじゃなく、非技術者にもわかるようにデータベースを解説してください」と無理なお願いをしてしまいました。
本書の著者であるミックさんと木村明治さんは、データベースの書籍を何冊も上梓しておられ、かつ今も現場の最前線で働いているプロ中のプロ。そんなお二人に「素人目線で書いてくれ」とは何とも失礼、かつ難しいリクエストだったはずですが、幸い二人は面白がって書いて下さいました。結果、従来の「技術者目線」だけでなく、実際にデータベースを使用する「ユーザー目線」も加味した、面白い入門書が仕上がったと思います。校了後、木村さんには「面白い本ができましたね」、ミックさんにも、「わかりやすさと正確性をかなりの水準でクリアできました」と、本書を評価する言葉をいただけました。
実際、従来の「データベース入門書」とは一線を画す、ユニークな書籍に仕上がったと思います。技術者、非技術者を問わず、データベースを学びたい方は、ぜひ本書をご一読ください。
仕様
- 書名:『おうちで学べるデータベースのきほん』
- 著者: ミック、木村明治
- 出版社: 翔泳社
- 頁数: 344ページ
- 定価: 2,200円(+消費税)
- 判型: A5版
- 色数: 2色
- 刊行日: 2015年2月12日
- ISBN: 978-4-7981-3516-8
目次
- 第1章 データベースって何だろう-その用途と役割-
- 第2章 リレーショナルデータベースって何だろう-最も代表的なデータベース-
- 第3章 データベースにまつわるお金の話-イニシャルコストとランニングコスト-
- 第4章 データベースとアーキテクチャ構成-堅牢かつ高速なシステムを構築するために-
- 第5章 DBMSを操作する際の基本知識-操作する前に知っておくこと
- 第6章 SQL文の基本を学ぼう-SELECT文を理解する-
- 第7章 トランザクションと同時実行制御-複数のクエリをまとめる-
- 第8章 テーブル設計の基礎-テーブルの概念と正規形-
- 第9章 バックアップとリカバリ-障害に備える仕組み-
- Appendix パフォーマンスを考えよう-性能を向上させるために-
- 修正履歴
-
- 2015/02/19 19:04 目次情報を更新
この記事は参考になりましたか?
- この記事の著者
-
CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
CodeZineは、株式会社翔泳社が運営するソフトウェア開発者向けのWebメディアです。「デベロッパーの成長と課題解決に貢献するメディア」をコンセプトに、現場で役立つ最新情報を日々お届けします。
※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です