Django Software Foundationは、PythonによるオープンソースのWebアプリケーションフレームワークの最新版「Django 1.8」を、当初予定したスケジュール通りの4月1日(現地時間)にリリースした。
「Django 1.8」は長期サポート版(LTS)で、最低でも今後3年間はセキュリティとバグフィックスのサポートが提供される。
おもな変更点としては、複数のテンプレートエンジンのネイティブサポート、オブジェクト関係マッピング(ORM)による複合SQL表記のサポート、Model._meta API向けのフォーム化API、コントリビュートによるPostgreSQLの機能のサポートなどを追加している。
「Django 1.8」のリリースにともない、「Django 1.6」の開発は終了する。また、「Django 1.7」に帯するセキュリティアップデートは、2015年10月予定の「Django 1.9」リリースまで継続される。なお、前回のLTSである「Django 1.4」は、2015年10月1日(現地時間)までセキュリティアップデートを提供する予定となっている。
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・Django(英語)
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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