Reactive Streams策定チームは、ノンブロッキングでバックプレッシャー対応の非同期ストリーム処理の標準を提供する「Reactive Streams 1.0.0」を、4月30日(現地時間)にリリースした。
Reactive Streamsは、JVMやJavaScriptといったランタイム環境でのネットワークプロトコルの実現を目的とし、最終的にはインターフェースやメソッド、プロトコルの最小セットを目指している。
テスト用コンポーネントTCKの「Reactive Streams 1.0.0」対応版は、Akka Streams(バージョン1.0-RC2)、MongoDB(バージョン1.0.0)、Ratpack(バージョン0.9.16)、Reactive Rabbit(バージョン1.0.0)、Reactor(バージョン2.0.1.RELEASE)、RxJava(バージョン1.0.0)、Slick(バージョン3.0.0)、Vert.x 3.0(milestone-5a)で利用できる。
なお、「Reactive Streams 1.0.0」のドキュメントやスペックなどは、クリエイティブ・コモンズ0準拠のパブリック・ドメインとしてリリースされている。
【関連リンク】
・Reactive Streams(英語)
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