米Facebookは、データ駆動型のReactアプリの開発に対応したJavaScriptフレームワーク「Relay」について、同社の開発者向けブログの9月14日(現地時間)付の記事で紹介している。
Relayは、Reactアプリにデータフェッチ方法の記載なしでの必要なデータの宣言を可能にするとともに、Reactによるビューのバッチ処理を許可するコンポーネントや、Relayによるネットワークリクエストのバッチ処理を可能にするデータ要求を宣言できる。
データ要求とレンダリングロジックの並列化によって、どのデータが取り戻され、どこで使われるかを分けて考えられるようになり、開発者のコンポーネントのデータ要求への集中を可能にした。
さらに、宣言なしでのデータのレンダリングコードの使用や、宣言後のレンダリングコードの不使用にも対応しており、バグを削減するとともに、クライアントのパフォーマンスおよびサーバ負荷の問題を解決する。
【関連リンク】
・Facebook
・Relay(英語)
・Relay: Declarative data for React applications(Relayの紹介記事、英語)
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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