Amazon Web Servicesは、リアルタイム分散検索および解析に対応したドキュメント指向のエンジンElasticsearchによる、スケーラブルなクラスタを数分で構築できるサービス「Amazon Elasticsearch Service」の提供を、10月1日に東京リージョンで開始した。
Amazon Web Services、スケーラブルなElasticsearchクラスタを短時間で構築可能な「Amazon Elasticsearch Service」の提供を開始
Elasticsearchは、事前のスキーマ定義が不要で、structured、unstructured、time-seriesなどのクエリを柔軟にサポートし、Kibanaなどのヴィジュアライゼーションツールをはじめとするアプリケーション基盤としても使える。
「Amazon Elasticsearch Service」は、AWS Management ConsoleでスケーラブルなElasticsearchクラスタを作成可能で、クライアントからの接続先を「Amazon Elasticsearch Service」クラスタのエンドポイントに設定すれば、データ投入、プロセッシング、解析、ヴィジュアライズを短時間に実行できる。
このほか、CloudWatch Logsとのインテグレーション機能を備えており、ICU Analysis pluginとKuromoji Analysis pluginをサポートする。さらに、クラスタのスナップショットを毎日取得して14日間保持するとともに、ドメインのステータスをCloudWatchに保存して「Amazon Elasticsearch Service」コンソールやCloudWatchコンソールから参照できる。
【関連リンク】
・Amazon Web Services
・「Amazon Elasticsearch Service」(英語)
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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