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翔泳社 新刊紹介

製品に依存しない業務知識はエンジニアの一生の武器。『グラス片手にデータベース設計 販売管理システム編 第2版』

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 翔泳社では2月8日(月)、初版から13年越しの改訂版となる『グラス片手にデータベース設計 販売管理システム編 第2版』を刊行しました。一度覚えればエンジニアとして一生役に立つ武器となる「業務知識」、ステップアップ目指してこの機会に学んでみませんか?

グラス片手にデータベース設計 販売管理システム編 第2版』は、販売管理システムの構築に不可欠な「データベース設計」と「業務知識」を学べる入門書です。基本から押さえているため、実務に詳しくないエンジニアやこれから学びたい開発者にとって、自分のスキルを上げていくのにぴったりな1冊です。

 1995年に株式会社システムインテグレータを設立し、いまも現役のエンジニアである著者の梅田弘之さんいわく、「業務知識を制するものはプロジェクトを制する」とのこと。つまり、どんなに製品知識や技術力があっても業務知識がなければプロジェクトの中核として活躍することはできないということです。チームを率いていきたいエンジニア・開発者は、流行り廃りのある製品に依存した技術や知識だけでなく、その根幹となる業務知識を身につけなければなりません。

 本書では初版刊行の2003年以降に普及したインターネットビジネスに対応し、オムニチャネル(EC・O2O)の業務知識の解説を追加。ITエンジニア向けに最先端の業務ノウハウを具体的なデータベース設計に落とし込んで説明しています。

グラス片手に気楽に学んで、時代が変わっても第一線で、そしてプロジェクトの中心で活躍できるエンジニアになりましょう!

目次

Part 1 業務システムの概要とマスタの設計
  • 第1章 販売管理システムの全体像
  •  基幹業務システムとは
  •  販売管理システムとは
  •  販売管理システムの基本構成
  •  社内取引の業務フロー
  •  見積システム構築のポイント
  •  この章のまとめ
  • 第2章 基幹業務システム構築のポイント
  •  業務ノウハウ不滅の法則
  •  ERP の基本構想
  •  業務系テーブル設計の基本
  •  この章のまとめ
  • 第3章 部門/社員/商品マスタの設計
  •  マスタテーブルの設計ポイント
  •  部門マスタ
  •  社員マスタ
  •  商品マスタ
  •  この章のまとめ
  • 第4章 取引先(顧客/仕入先)マスタの設計
  •  達人になるための3ステップ
  •  取引先マスタ
  •  顧客マスタ
  •  取引先グループマスタ
  •  取引先分類マスタ
  •  仕入先マスタ
  •  この章のまとめ
Part 2 販売システムのDB設計
  • 第5章 受注業務のDB設計
  •  受注業務を理解しよう
  •  受注と受注明細
  •  この章のまとめ
  • 第6章 出荷/売上業務のDB設計
  •  業務ノウハウ不滅の法則
  •  販売業務フローのパターン
  •  残を考えたDB 設計
  •  売上と売上明細
  •  この章のまとめ
  • 第7章 請求業務のDB設計
  •  販売管理は思いやり
  •  売上/請求/回収に関連するマスタ体系
  •  請求業務の処理
  •  この章のまとめ
  • 第8章 回収業務のDB設計
  •  おかみさん想いの債権管理システムを
  •  銀行再編に対応した入金口座マスタ
  •  請求と入金業務の流れ
  •  売掛金消込処理
  •  この章のまとめ
Part3 仕入/在庫システムのDB設計
  • 第9章 発注/仕入業務のDB設計
  •  お魚をひっくり返して、後半スタート
  •  物品の違いを理解する
  •  発注対象となるモノ
  •  在庫品と手配品
  •  MRP 所要量計算
  •  発注データのテーブル設計
  •  この章のまとめ
  • 第10章 入庫/倉庫移動業務のDB設計
  •  マグレガーのX 理論、Y 理論
  •  おばちゃんフレンドリー
  •  調達業務処理の4 つのパターン
  •  倉庫形態に応じたコンピュータ処理の違い
  •  ロット管理
  •  預り在庫と自社在庫
  •  倉庫移動
  •  部門間取引
  •  この章のまとめ
  • 第11章 在庫管理業務のDB設計
  •  実地棚卸とは
  •  棚卸頻度と循環棚卸
  •  実地棚卸の手順
  •  棚番管理
  •  棚卸差異の処理
  •  実地棚卸日の業務停止
  •  在庫調整
  •  在庫の受払
  •  この章のまとめ
  • 第12章 仕入/支払業務のDB設計
  •  その時点の能力の範囲でしか理解できない
  •  直送指定のまとめ発注
  •  仕入データのテーブル設計
  •  支払処理の流れ
  •  支払データのテーブル設計
  •  この章のまとめ
  • 第13章 業務全般に関連する処理のDB設計
  •  業務ノウハウとデータベース設計
  •  自動仕訳
  •  与信チェック
  •  資金繰りの予定と実績
  •  組織変更
  •  The sky is the limit!
Part 4 インターネットビジネスのDB設計
  • 第14章 eコマースにおけるDB設計
  •  BtoBとBtoCの違い
  •  eコマースの基本
  •  O2Oからオムニチャネル
  •  “複数ECサイトの統合”と“ECと実店舗の統合”
  •  オムニチャネルシステム(サービス)
  •  MDMとは
  •  在庫配分
  •  共通在庫
  •  取り置き、取り寄せ、店頭受取
  •  「どうせムリ」を一生口にしない
付録
  •  付録A 業務&システム用語集
  •  付録B 本書のDB設計の入手・閲覧方法
グラス片手にデータベース設計 販売管理システム編 第2版

 Amazon   SEshop   その他

グラス片手にデータベース設計 販売管理システム編 第2版
著者:梅田弘之
発売日:2016年2月8日(月)
価格:2,592円(税込)

「はじめに」より

業務システム分野だけは、ずっと中核ビジネスであり続けています。製品に 依存した知識や最新のテクノロジーがあっという間に陳腐化する中で、業務知識だけは一度覚えたらずっと長くエンジニアの武器として役に立つのです。私は、このことを「業務ノウハウ不滅の法則」と呼んで、自社のエンジニアにもっともっと業務の勉強をするようにと言い続けています。

 

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この記事の著者

渡部 拓也(ワタナベ タクヤ)

 翔泳社マーケティング課。MarkeZine、CodeZine、EnterpriseZine、Biz/Zine、ほかにて翔泳社の本の紹介記事や著者インタビュー、たまにそれ以外も執筆しています。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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https://codezine.jp/article/detail/9197 2016/02/09 08:00

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