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価値を生む開発に集中しつづける現場インタビュー(AD)

25名で550社・7万ユーザーの業務アプリを開発・サポートするチームスピリットのCI環境とプラットフォーム

価値を生む開発に集中しつづける現場インタビュー【第5回】

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さらなる拡張性・柔軟性のために全面的な改修・リファクタリングを計画中

――アジャイル開発を行っているとのことですが、開発プロセスには何を?

倉谷:「スクラム」です。スプリントを2週間ぐらいで回しています。ビジネスモデルを含めて、その辺りはセールスフォース・ドットコムさんを真似ています。開発方法論自体もほぼ似たようなものを使っていますし、アプリケーションプログラムをワンソースで管理したり、アイデアを集めてきて製品に反映したり、バージョンアップもタイミングを合わせてForce.comのバージョンアップの1か月後に設定しています。サブスクリプションで販売するというビジネスモデルも、セールスフォース・ドットコムさんを見習って取り入れました。

――タスクや進捗の可視化もスクラムでは重要になりますが、どうしていますか?

倉谷:可視化というと、R&Dチームの座席の近くの壁に「かんばんボード[4]」があります。その前で毎日朝会をして、それぞれ何やってるんだっていうのを共有しています。メンバーは15名なのでその形でやれています。

有本:実は半年前まで、メンバーは7人だったんですよ。倍増です。急速にメンバーが増えているので、情報共有に試行錯誤している部分もあります。

――え? それでは半年前まで、数百社の対応を7人プラスサポートチームでやっていたってことですか?

有本:そうですね(笑)

――じゃあ、メンバーが増え、テストの仕掛けも入ったということで、倉谷さんをはじめ、R&Dチームの皆さんの負荷も減っていると。

倉谷:やりたいことがたくさんあるので、楽にはならないですね。やりたいことが、ちょっとはできるようになってくるかな。

有本:おかげでやっと、新しいことも少しやろうと考えられるようになったっていう感じですかね。実は今、TeamSpiritのプログラムや構造を全面的に見直そうとしてまして。現在でもJavaScriptで記述したロジックをかなり持ってるんですけど、完全にJavaScriptをメインにした、流行りの構造に直そうとしてるんです。

 というのも、何年間も開発を続けてきたので、ここらでリファクタリング的なことをしてみたくなっているんです。あと、アプリケーションやシステムに対していろいろ要望が来ていて、それらを全部入れるには全体的に見直さないといけないだろうというと。技術的負債の解消ですね。

――開発者として、腕の振るい甲斐のある楽しみな仕事がこれから待っているんですね。本日は貴重なお話をありがとうございました。

R&Dチームはチームマネージャと、プロダクトを担当するマネージャ、その他は一般開発者というフラットな組織になっているという。そうした自由で風通しの良い環境はお二人の話ぶりからも伝わってきた
R&Dチームはチームマネージャと、プロダクトを担当するマネージャ、その他は一般開発者というフラットな組織になっているという。そうした自由で風通しの良い環境はお二人の話ぶりからも伝わってきた

[4]: ソフトウェアを開発する際、タスクの担当や進捗などを可視化するために用いられるボード。スクラム開発プロセスでよく利用される。

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