グレープシティは、Web業務アプリケーション開発を支援するHTML5/JavaScript製品の最新版「Wijmo 2016J v1」を、5月18日に発売した。定額制のサブスクリプション方式で、初回費用としての「Wijmo Enterprise」の1ユーザーライセンスは税込で97200円、1年ごとの更新費用は税込で38880円(初回費用の40%)。
「Wijmo 2016J v1」は、グリッド、入力、チャート、ピボットテーブルなどUIコントロールすべてにおいてAngular 2を正式にサポートした。また、Angular 2のサポートにともない、Web ComponentsによるWebサイト各パーツの開発・保守が容易になったほか、TypeScriptとの親和性が高く、型定義やクラスによって安全で見やすいコードが開発でき、パフォーマンスも向上している。
このほか、新機能としてJavaScriptでExcelと同等の操作感を備えたピボットテーブルを実現する「OLAP」コントロールを搭載しており、グリッドでのデータ集計や縦棒、横棒、折れ線などさまざまなチャートタイプによるデータの可視化を可能にした。クライアントサイドで数千行の集計をミリ秒単位で実行するため、ブラウザ上で大量のデータを分析できる。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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