エンジニアにとって人工知能は魔法には程遠いものですが、実際にどんな理論や技術が人工知能を可能にしているのかと問われると答えづらいのではないでしょうか。これから不可欠になる多様な技術を広く知っておいていただきたい、そんな思いから、翔泳社は12月16日に『あたらしい人工知能の教科書』を刊行します。
『あたらしい人工知能の教科書 プロダクト/サービス開発に必要な基礎知識』は、機械学習や自立知能エージェント、パターン認識、分散コンピューティングなど人工知能を支える多様な理論と技術について、広く解説・紹介した教科書的な1冊です。
人工知能はいまだ魔法の杖のごとく紹介されますが、エンジニアにとっては自身の持つ技術や開発しているプロダクトと地続きの技術です。しかし、いろいろな意味や技術を包含してしまっている人工知能に、実際にどんな技術が利用されているのかと問われると、はっきり答えられない方もいるかもしれません。
一言で人工知能と言っても、下敷きになる技術によって性質は様々です。本書では、そんな技術を広く取り上げ、それぞれの基礎となる理論を紹介しています。
既に人工知能関連のプロダクトやサービスを開発している方にとっては、自分がまだ知らない技術を知り今後の選択肢を増やす手段として。これから深掘りして学んでいこうと考えている方にとっては、どんな技術があるのかを知る手がかりとして。
本書は21世紀のエンジニアにとって不可欠となる知識への入り口なのです。
目次
CHAPTER 01 人工知能の過去と現在と未来
CHAPTER 02 ルールにルールを重ねる
CHAPTER 03 生きているかのように振舞う
CHAPTER 04 最適解と重み付け
CHAPTER 05 最適化と重み付け
CHAPTER 06 統計的機械学習
CHAPTER 07 教師なし学習と教師あり学習
CHAPTER 08 自律知能エージェント
CHAPTER 09 深層学習
CHAPTER 10 パターン認識
CHAPTER 11 テキスト・自然言語処理
CHAPTER 12 知識表現と構造
CHAPTER 13 分散コンピューティング
CHAPTER 14 大規模データ・IoTとのかかわり
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渡部 拓也(ワタナベ タクヤ)
翔泳社マーケティング課。MarkeZine、CodeZine、EnterpriseZine、Biz/Zine、ほかにて翔泳社の本の紹介記事や著者インタビュー、たまにそれ以外も執筆しています。
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