この連載はRxJavaを使って、リアクティブプログラミングにおけるポイントやRxJavaが持つ機能について学んでいくことを目的としています。前回はRxJava 2.xの最も基本となるオペレータについて解説しました。今回は前回紹介していない複数のFlowable/Observableを結合するオペレータとユーティリティ系のオペレータ、そしてデバッグ用(ログ出力)に使えるオペレータの中でも代表的なものについて見ていきます。今回もサンプルはFlowableを使って実装していますが、Observableの場合もバックプレッシャーを扱わない限り、基本的にはほぼ同じ使い方になります。また、データを受け取るSubscriberとして、特別なことをしない限り、第5回で作成したDebugSubscriberを使用しています。
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須田 智之(スダ トモユキ)
十数年間おもにSI企業にシステムエンジニアとして携わり、現在はフリーランスに。企業向けのシステム開発のかたわら個人でのモバイルアプリの開発やIT分野の記事も執筆。RxJava 2.0に対応した著書『RxJavaリアクティブプログラミング』が2017年2月16日より発売中。
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