「Rust 2021 Edition」がテスト公開、安定版は10月にリリース予定

　オープンソースのプログラミング言語Rustの開発チームは、「Rust 2021 Edition」を7月21日（現地時間）にテスト公開した。

　「Rust 2021 Edition」で予定されているすべての新機能は、nightlyビルドにて利用できるようになっており、このテスト公開期間は、開発者にとっては既存のRust 2018ベースのコードを、Rust 2021へと移行する機会となっている。

　なお、「Rust 2021 Edition」は「Rust 1.56」としてリリースされる予定で、同バージョンは6週間のベータ提供を経て、10月21日に安定版としてリリースされる。

　「Rust 2021 Edition」はテスト公開であり、まだまだ不安定であるため、バグやその他の変更が予想されることから、メインブランチで実行するのではなく、移行のための一時的なコピーの作成を推奨している。