AWSは、9月12日、「Amazon EC2 M4 インスタンス」と「M4 Pro Mac インスタンス」の一般提供を開始した。
これらはiOSやmacOS アプリのビルド・テストに最適化されており、複数のシミュレータを同時に動かすような重いワークロードにも対応可能。
具体的には、M4 Mac インスタンス(mac-m4.metal)はApple M4 Mac miniをベースとし、10コアCPU(4つのパフォーマンスコアと6つの効率性コア)、10コアGPU、16コアNeural Engine、24GBのユニファイドメモリを備えており、前世代の M2 Mac インスタンス比でビルドパフォーマンスが最大20%向上している。
一方、M4 Pro Mac インスタンス(mac-m4pro.metal)はより高性能で、14コアCPU、20コアGPU、48GBのユニファイドメモリを持ち、M2 Pro Mac インスタンスと比べて最大15%のビルドパフォーマンス向上を実現している。
これらのインスタンスは、AWSマネジメントコンソール、AWSコマンドラインインターフェース(AWS CLI)、またはAWS SDKを使用して起動できる。
現在、米国東部(バージニア北部)と米国西部(オレゴン)リージョンで提供されているが、他のリージョンでも利用可能になる予定。詳細は公式ドキュメントを参照。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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