OpenAIは、10月14日、「Expert Council on Well-Being and AI」(メンタルヘルスとAIに関する専門家協議会)を設立した。
この協議会は、テクノロジーがメンタルヘルスに与える影響に関する研究を行ってきた専門家8名で構成される。OpenAIに対して、助言や疑問を提起し、AIとの健全なインタラクションを定義する役割を担う。
OpenAIは今年の初めから複数の専門家に相談していた。そして、協議会を正式に発足させるにあたり、心理学や精神医学、人間とコンピュータのインタラクションの専門家を新たに加え、人々がテクノロジーとどのように関わり、影響を受けるかについて新たな視点を取り入れるようにしたという。
すでに協議会のセッションが開催されている。先日公開されたペアレンタルコントロール機能の展開にあたっては、個別メンバーに相談し、優先順位の決定や保護者への通知方法について助言を受け、そのフィードバックが機能に反映された。
協議会は、ChatGPTが生活にポジティブな影響を与え、幸福度の向上にどのように貢献できるかについても検討する。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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