Microsoftは11月4日、Sovereign Cloudを強化する新たな機能群を発表した。
ソブリンクラウドとは、自国の法律に準拠しながらデータ主権をコントロールできるクラウド・サービスのこと。Microsoftは、今年6月から「Microsoft Sovereign Cloud」を通じて、ヨーロッパの厳しいデータコンプライアンスに対応するソリューションを提供してきた。
今回、このMicrosoft Sovereign Cloudに、高度なAIとスケールを提供する新たな機能群が追加された。
例えば、ヨーロッパにおけるエンドツーエンドのAIデータ処理や、Microsoft 365 Localの一般提供、Azure Localの最大スケールの拡大や最新のNVIDIA GPUのサポートなどである。
また、Microsoft AI Cloudパートナープログラムの一環として、デジタル主権の専門講座を新たに提供開始した。この認定を取得することで、パートナーは厳格なデータレジデンシーやプライバシー要件、および規制要件を満たすことを証明できる。
より詳しい情報はブログポストを参照のこと。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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