さくらインターネットは12月9日、さくらのクラウドにて提供していた「AppRun」CR版を終了し、CR版サービスの提供を開始したと発表した。AppRunは、コンテナイメージをもとにアプリケーションを自動的にデプロイし、スケーリングや運用管理を効率的に行えるマネージドサービスである。
今回、従来のCR版として提供されていた「共用型」プランに加え、高い安全性と安定性を提供する「専有型」プランが正式に追加された。専有型は仮想サーバー環境を占有でき、厳格なセキュリティ要件が求められる企業システムにも適している。一方、共用型は複数ユーザーで仮想サーバ環境を共用し、開発や小規模サービス向けに低コスト・短時間でアプリケーションを展開可能とした。
料金は共用型が従量課金制、専有型は時間額から月額まで段階的に変動する。利用環境やセキュリティ要件に応じて柔軟な選択が可能となったことで、さまざまな開発・運用ニーズに対応できるサービスとなっている。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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