Anthropicは12月18日、10月に導入したClaudeの「Agent Skills」機能について、組織全体での導入・構築が容易になり、オープンスタンダードとして公開されたことを発表した。
Agent Skillsは、Claudeでカスタマイズされた繰り返し可能なワークフローを実施できるようにするモジュール機能。
今回のリリースによって、Claudeのチームプランとエンタープライズプランの管理者は、管理設定から一元的にSkillsをプロビジョニングできるようになった。プロビジョニングされたSkillsは、すべてのユーザーに対してデフォルトで有効になり、ユーザーは必要に応じて個別のSkillsをオフにできる。
また、Skillsの作成が容易になり、必要なSkillsを記述するだけでClaudeが構築や編集をサポートする。skill-creatorを使えば複雑なSkillsも作成できる。
さらに、パートナー企業が構築したSkillsのディレクトリが提供され、Notion、Canva、Figma、AtlassianによるSkillsが含まれている。管理者はこれらのパートナースキルを組織全体にプロビジョニングでき、チームは既に使用しているツール向けのワークフローにカスタム開発なしで即座にアクセスできる。
Anthropicは、Agent Skillsをオープンスタンダードとして公開しており、これによってClaude以外のAIプラットフォームでも動作する移植性を実現している。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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