AWSは6月15日(現地時間)、6月8日週に発表した新機能をまとめて紹介した。
特に強調されたアップデートとしてはFinOps Agentのプレビューで、これはFinOps(クラウドコスト最適化)担当者やエンジニアリングチーム向けのエージェントサービスだ。FinOps AgentはAWSコストの問合せやレポート作成、リソース最適化の推奨、コスト異常の自動検知と調査、定期的な最適化ワークフローの自動化に対応する。また、コスト削減推奨に基づきJiraチケットを自動起票したり、異常検知時にSlack投稿するなど、運用自動化を支援する。
Amazon EC2ではGraviton5プロセッサ搭載のM9gとM9gdインスタンスが登場した。従来比で最大25%の計算性能向上、Webアプリや機械学習・DB用途向けに最大35%の高速化を謳うほか、PCIe Gen6やDDR5-8800に対応する。M9gdは最大11.4TBのNVMe SSDローカルストレージと従来比30%高いIOPSを実現し、両インスタンスタイプともネットワーク帯域とEBS(ストレージ)帯域でパフォーマンスが向上している。
Amazon BedrockにはGoogle DeepMindのGemma 4ファミリー(Gemma 4 31B・26B-A4B・E2B)が追加され、最大25万6000トークンのコンテキストや多言語対応、マルチモーダル入力などをサポートする。なお、AnthropicのClaude Fable 5については、米政府の指示により6月12日に全ユーザー向け提供が停止された。
Amazon OpenSearch Serviceも進化し、MCP Apps機能によってVS CodeやClaude Desktop上でAIエージェントを活用したオブザーバビリティ(可観測性)ワークフローが利用可能となった。そのほか、AWS CLI v1が保守モードに移行し新機能追加を停止、Workload Credentials ProviderのリリースやKiro Pro Maxの提供など、AWSエコシステム全体で幅広いアップデートがあった。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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