メシウスは、帳票開発用JavaScriptライブラリ「ActiveReportsJS」の新バージョン「V6.2J」を11月11日にリリースする。ActiveReportsJSは、Webシステムに帳票機能を組み込むためのライブラリ。新版では、生成AIを活用したレポート作成支援機能の搭載、インタラクティブ機能の強化、旧バージョンからの移行ツールの提供が行われる。

レポート作成支援機能は、レポートデザイナに追加された。テーブルやチャートを作成する際には、フィールドの割り当てや集計、グループ化などの設定が必要になる。本機能では、データセットの内容をもとに、これらの設定を反映したテーブル、Tablix、チャートをAIが提案する。開発者は提案されたイメージから使用したいものを選んでレポートに追加し、必要な部分を調整する。利用には言語モデルのAPIが必要で、ActiveReportsJSデザイナ(デザイナアプリ)で利用できる。
インタラクティブ機能では、レポートパラメータの値を変更する「パラメータの適用」アクションに、移動先の「ブックマークID」を指定するオプションが追加された。これにより、レポートの絞り込みと指定した場所への移動を1回のクリックで行える。たとえば売上チャートで特定の商品をクリックすると、その商品のデータだけに絞り込み、該当商品の明細表まで直接移動できる。
移行ツールは、コマンドライン形式の「ActiveReportsJS 移行ツール」として提供される。旧バージョンから最新版へのアップグレードでは、パッケージ名や名前空間の変更に伴い、パッケージの入れ替えやソースコードの修正が必要になる場合があった。本ツールを移行対象のプロジェクト上で実行すると、更新対象となるパッケージやファイルが表示される。内容を確認して続行すれば、パッケージの入れ替えやライブラリ参照、名前空間の書き換えを一括で行える。なお、V6J以降は「@mescius/activereportsjs~」パッケージのみが提供されている。フレームワーク本体のアップグレードは本ツールの対象外となる。
ActiveReportsJSは、帳票エンジンがクライアントサイド(ブラウザ上)で動作し、サーバーサイドの技術に依存しない。価格は1年定額制のサブスクリプション方式で、1開発ライセンスが22万円、1配布ライセンス(1ドメイン)が66万円、1SaaS商用配布ライセンス(5ドメイン)が99万円(いずれも10%税込)。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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