Rancher Labsは、コンテナ管理プラットフォーム「Rancher 2.0」の技術プレビュー版を、9月26日(現地時間)に発表した。
「Rancher 2.0」では、単一のRancherインスタンスの下で、すべてのKubernetesクラスタを管理可能なので、Rancher Kubernetesディストリビューションを利用して新しいKubernetesクラスタを立ち上げて管理を行い、Google Container Engine(GKE)などのホスト型コンテナサービスをはじめとする、既存のKubernetesクラスタをインポートできる。
ユーザー認証、モニタリング、ヘルスチェックの集中管理によって、可視性と制御性を向上しており、Kubernetesの洗練されたロールベースのアクセス制御(RBAC)機能が、ユーザーに共有クラスタおよびホストアクセスの提供を可能にしている。
このほか、ユーザーエクスペリエンスの強化や、さらにコンテナ化されたアプリケーションにアクセスできるRancherカタログの拡張といった変更が行われた。
【関連リンク】
・Rancher Labs(英語)
・「Rancher 2.0」(英語)
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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