シックス・アパートは、CMSプラットフォーム「Movable Type 7」のデベロッパープレビューを、10月6日に同社が主催したカンファレンス「MTDDC(Movable Type Developers & Designers Conference)」において公開した。正式リリースは2018年4月を予定している。
「Movable Type 7」では、新たに「コンテンツタイプ」機能を搭載し、さまざまな情報に合わせた柔軟なコンテンツ管理を実現しており、テキスト、日時、画像や動画、地図といった要素を自由に組み合わせてコンテンツを作成できる。
「コンテンツタイプ」によって、情報を適切な要素に分解して管理可能になり、コンテンツに必要な要素が明確になるほか、情報とデザインの分離によってマルチデバイスへの対応、Web以外のメディアへのシンジケーション、Data APIを活用したアプリやサイネージへの配信など、さまざまな応用が実現する。
正式リリースは2018年4月を予定しており、ソフトウェア版とクラウド版の同時リリースを行う。また、正式リリースに先立って、2018年1月にはベータ版を公開する。
なお、現時点での最新版である「Movable Type 6.3」の利用権とテクニカルサポート、および「Movable Type 7」リリース時には「Movable Type 7」の利用権と1年間のメンテナンス(最新バージョンのダウンロードおよびテクニカルサポートの提供)が付属する「Movable Type 6 & 7」ライセンスを販売している。
このほか「MTDDC」では、コンテンツタイプを活用した「Movable Type 7」用テーマ「Jungfrau(ユングフラウ)」も発表した。「Jungfrau」は近日配布予定で、「Movable Type 7」デベロッパープレビューにインストールして利用できる。
【関連リンク】
・シックス・アパート
・「Movable Type 7」デベロッパープレビュー
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