Rettyは、同社が運営するニュースメディア「Rettyグルメニュース」にProgressive Web Apps(PWA)を導入し、モバイル向けWebブラウザにおいてネイティブアプリに匹敵する表示速度の高速化を実現した。
「Rettyグルメニュース」は、「『人』から食を捉えると、グルメはもっと楽しくなる!」をテーマに2017年2月から本格的な配信を開始したニュースメディアで、実名グルメサービス「Retty」が保有する数百万件の投稿データや、3000万人超のユーザー検索データを活用しつつ、特定の分野に精通しているグルメなユーザーと一緒に記事を作成している。
今回、「Rettyグルメニュース」に導入されたPWAは、HTML、CSS、JavaScriptなどのWeb技術によって開発されるWebアプリケーションの一種で、コンテンツをキャッシュする機能によって一度開いた記事をオフラインでもアクセスできるようになるほか、人気記事をあらかじめキャッシュに入れておくことで、初来訪時の記事表示速度の高速化を実現した。
また、「Rettyグルメニュース」のWebサイトをスマートフォンやタブレット端末のホーム画面に、アプリのようにアイコンを置いて開ける。
このほか、アプリユーザーだけでなくスマートフォンやタブレット端末のユーザーに対しても、新着やおすすめ記事の情報を通知可能で、今後は閲覧履歴に応じて通知を行うなど、読者の関心や嗜好に合わせた記事レコメンド機能の搭載も検討している。
【関連リンク】
・Retty
・「Rettyグルメニュース」
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