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Amazon Web Services、ビッグデータ用ビジネス・アナリティクスサービス「Amazon QuickSight」に新プライシング採用、東京リージョンでの提供も開始

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 米Amazon Web Servicesは5月31日(現地時間)に、ビッグデータ用ビジネス・アナリティクスサービス「Amazon QuickSight」にセッション単位の新プライシングを採用するとともに、いくつかの新機能を追加した。また、東京リージョンにおける「Amazon QuickSight」の提供を開始している。

 「Amazon QuickSight」は、Amazon RedshiftやAmazon Relational Database Service(RDS)に蓄積されたデータや、Amazon S3に保存されたフラットファイル、コネクタ経由でオンプレミス環境にあるMySQL、PostgreSQL、SQL Serverなどにアクセスして、企業が保持するさまざまなサイズや形式のデータを分析できるビジネス・アナリティクスサービス。

 新たに採用したセッション単位のプライシングでは、ユーザーを「Admins(管理者)」「Authors(作成者)」「Readers(閲覧者)」に分け、それぞれに利用可能な機能や料金が異なる。

 「Authors」は、データベース接続の作成、新しいデータのアップロード、アドホックなビジュアル作成およびダッシュボードでの共有など、「Amazon QuickSight」のフル活用が可能。1ユーザー・1か月あたりの価格は、Standard Editionなら9ドル、Enterprise Editionなら18ドル(どちらも1年契約の場合)。

 「Readers」は、ダッシュボードの閲覧、データのドリルダウン、フィルタ設定の変更、CSV形式でのデータのダウンロードができる。Enterprise Editionのみの提供で、1ユーザー・30分あたりの価格は0.3ドル。ただし、1か月最大5ドルまでの上限が設定されている。

 「Admins」は、「Authors」の全機能に加えて、ユーザー管理とSPICEキャパシティの追加購入の権限が与えられる。

 なお、現時点では日本における新料金は発表されていない。

 新機能としては、Enterprise EditionにおいてSPICEデータセットのリフレッシュタイミングを最小1時間に設定可能になったほか、プライベートVPC内のデータへアクセスできるようになった。さらに、ダッシュボードへのパラメータ設定とドロップダウンメニューからの設定、ビジュアルに対するURLアクションの設定によるダッシュボードと外部アプリケーションとの接続、アカウント内の全ユーザーによるダッシュボードの共有、SPICEにおける1データセットの25GBへの拡張、Standard EditionからEnterprise Editionへのアップグレードが可能になっている。

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