オラクルは8月7日、データを複数拠点に自動で分散・保存・同期し、リージョン障害が発生した場合でもアプリケーションの継続稼働を可能にする新たなデータベース「Oracle Globally Distributed Exadata Database on Exascale Infrastructure」の提供を開始した。
同サービスは、同社が提供するデータアーキテクチャ「Exadata Exascale」が持つ弾力的なスケーラビリティを活用し、大規模なデータセットに対する大量ワークロード処理やベクトル検索に対応。
また、同社のRaftレプリケーション技術とフォルトトレラント・アーキテクチャにより、データセンターやリージョン全体で障害が発生した場合も、データ損失ゼロで迅速にフェイルオーバーし、システムの常時稼働を維持する。
加えて、自動データ分散機能を備えており、各種データ主権要件にも対応。サーバーレス・アーキテクチャの採用によって、必要に応じた拡張・縮小も可能だ。
これらの機能により、エージェント型AIを含むさまざまな分散ワークロードを、コストを抑えながら実現する。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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