米Microsoftは、GitHubの買収について合意に達したと、6月4日(現地時間)に発表した。買収は、75億ドル相当のMicrosoft株によって行われ、年末までに完了する。
買収後のGitHubのCEOには、Xamarinの創業者であり、マイクロソフトコーポレートバイスプレジデントのNat Friedman氏が就任し、GitHubの現CEOであるChris Wanstrath氏は、MicrosoftのエグゼクティブバイスプレジデントであるScott Guthrie氏直属のテクニカルフェローとして、ソフトウェア関連の戦略的取り組みを担当することになる。
なお、GitHubはMicrosoftによる買収を伝える公式ブログのエントリにおいて、今回の買収を歓迎しつつ、GitHubが開設以来貫いてきた、開発者をもっとも重視し、開発者の生産性の向上を支援する、というスタンスは変わらない、と述べている。
今回の買収について、MicrosoftのCEOであるSatya Nadella氏は、「Microsoftは開発者ファーストの会社であり、GitHubと協力することで、開発者の自由、オープン性、イノベーションへのコミットメントを強化できます。今回の合意により生じるコミュニティに対する責任を認識しており、あらゆる開発者が世界の最も困難な課題解決のための開発とイノベーションを行えるよう支援すべく、最善を尽くします」とのコメントを発表した。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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