OSSの深層学習フレームワークとして注目を集めるPyTorch。Pythonの関数を利用するのと同じ感覚でニューラルネットワークを構築できるのが特徴で、興味がある方も多いかもしれません。翔泳社では9月18日にPyTotchの入門書『現場で使える!PyTorch開発入門』を発売します。
『現場で使える!PyTorch開発入門 深層学習モデルの作成とアプリケーションへの実装』は、話題の深層学習フレームワークであるPyTorchを使ってみたい方のための入門書です。
本書ではPyTorch(v0.4、2018年8月時点)の基本的な仕様を説明したあと、深層学習モデルを作成し、アプリケーション開発まで網羅しています。最尤推定と線形モデル、画像処理、自然言語処理など領域は多岐にわたり、WebAPIの作成についても解説。
また、付録では話題のGoogle Colaboratoryの利用方法を紹介しています。これを使えばGPU環境がなくても無料で高性能のGPUを利用でき、ブラウザとネット環境があればすぐにプロジェクトを進めていくことができます。機械学習や深層学習に携わるエンジニアにとってこれほど心強い味方はありません。
PyTorchやGoogle Colaboratoryの評判を聞きながらまだ手を出せていなかった方は、これを機会に新しい一歩を踏み出してみてはいかがでしょうか。
目次
Prologue 開発環境の準備
第1章 PyTorchの基本
第2章 最尤推定と線形モデル
第3章 多層パーセプトロン
第4章 画像処理と畳み込みニューラルネットワーク
第5章 自然言語処理と回帰型ニューラルネットワーク
第6章 推薦システムと行列分解
第7章 アプリケーションへの組込み
付録1 訓練の様子を可視化する
付録2 ColaboratoryでPyTorchの開発環境を構築する
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渡部 拓也(ワタナベ タクヤ)
翔泳社マーケティング課。MarkeZine、CodeZine、EnterpriseZine、Biz/Zine、ほかにて翔泳社の本の紹介記事や著者インタビュー、たまにそれ以外も執筆しています。
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