ヤフーは、同社が主要開発メンバーとして参画している、オープンソースのメッセージキューイングシステム「Apache Pulsar」が、オープンソースソフトウェアコミュニティ支援団体・The Apache Software Foundation(ASF)のトップレベルプロジェクトに認定されたことを、10月16日に発表した。
「Apache Pulsar」は、2016年9月にオープンソースソフトウェアとして公開された、異なるアプリケーション間のデータ連携を一括して管理するメッセージキューイングシステム。
同様の機能を持つ他のソフトウェアと比較して、高速性、耐久性、マルチテナント、スケーラビリティの点で優れており、数多くのユーザーと複数のサービスを擁する企業での利用にも対応している。
従来、「Apache Pulsar」はASF加盟の初期段階である「Apache Incubator」として、機能向上とコミュニティ拡大を行ってきたが、9月26日(現地時間)付でトップレベルプロジェクトに昇格した。
なお「Apache Pulsar」は、InfoWorldが発表した2018年のデータストレージおよび分析領域のベストOSSアワードにも選ばれている。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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