楽天は、自社の提供するインターネット・サービスの開発手段として、Webアプリケーション開発フレームワーク「Ruby on Rails」の利用を開始すると発表した。
楽天株式会社は15日、自社の提供するインターネット・サービスの開発手段として、Webアプリケーション開発フレームワーク「Ruby on Rails」の利用を開始すると発表した。
楽天は、サービス開発の生産性をさらに追及していくべく、プログラミング言語Rubyによるサービスを構築するRubyプロジェクトチームを立ち上げ、「Ruby on Rails」を利用した楽天市場における大規模トランザクション処理や、高度なセキュリティ処理に対応したサービスを開発していく。同時に「Ruby on Rails」および、Rubyを用いた開発手法の標準化を行い、大規模サービス開発手法の確立を行っていくとしている。
この取り組みには、Ruby生みの親であるまつもとゆきひろ氏が在籍する株式会社ネットワーク応用通信研究所の全面協力を得ている。プロジェクトチームは、同社よりRailsトレーニングプログラムを受けるなどしながら開発を進めていく。
プレスリリース:楽天、株式会社ネットワーク応用通信研究所の協力を得て「Ruby on Rails」を用いたサービスの開発および提供を開始
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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