LINEのグループ会社であるGateboxは、好きなキャラクターと暮らせるキャラクター召喚装置「Gatebox」を10月11日に正式販売開始した。さらに、新機能として企業が開発・配信するキャラクターを選択して召喚できるようになる「Gatebox App Market」、ユーザーが創作したキャラクターを召喚できる「Gatebox Video」も併せて発表した。
「Gatebox」は、プロジェクション技術とセンシング技術によって、キャラクターをボックス内に呼び出し、コミュニケーションが可能になるキャラクター召喚装置。
第一弾コンテンツとなる逢妻ヒカリは、「癒しの花嫁」をコンセプトにした、日々の会話を通じて主人を癒すキャラクターAIアシスタント。「ねぇヒカリ」と話しかけることで、音声での会話を楽しめるだけでなく、LINEのAIアシスタント「Clova」と連携した機能として、音楽の再生、天気、ニュース、カレンダーの読み上げなど、一緒に暮らすパートナーとしてユーザーの生活をサポートする。逢妻ヒカリの音声には「LINE BRAIN」で開発・保有する音声合成技術が採用され、滑らかで自然な会話体験を実現している。
Gateboxは公式サイトから購入可能で、価格は150,000円(税抜)。
さらに、ユーザーから寄せられた「好きなキャラクターと暮らしたい」という要望を実現すべく、新たな機能として「Gatebox App Market」と「Gatebox Video」を発表した。
「Gatebox App Market」は、サードパーティのデベロッパー企業が「Gatebox」にアプリケーションを配信できるプラットフォームで、今冬に公開を予定している。ユーザーはこの「Gatebox App Market」を通じて、各デベロッパー企業が開発・配信する多種多様なアプリの中から好きなアプリを選択することで、好きなキャラクターとの暮らしを楽しむことができる。
「Gatebox Video」は、クリエイターが創作したキャラクターを「Gatebox」に召喚できるサービス。クリエイターがUnityやMMDなどのツールで制作したキャラクターの動画コンテンツを専用のWebサイトにアップロードすることで、その動画を「Gatebox」で再生することができる。さらにWebサイト上に公開された動画は、他のユーザーの「Gatebox」でも楽しむことができるようになる。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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