グレープシティは、業務アプリケーション開発に役立つ.NET/Xamarin用コンポーネントを多数収録した「ComponentOne 2019J v3」を、12月4日に発売した。1年定額制のサブスクリプション方式で、1ユーザーライセンスあたりの税込の初期費用は165000円、更新費用は82500円。
「ComponentOne」は、Windows Forms、WPF、UWP、ASP.NET Web Forms、ASP.NET MVC、Xamarinなどに対応したUIコンポーネントセット。デスクトップからWeb、モバイルなど多様なアプリケーションの開発を支援し、業務アプリケーションに求められるグリッド、チャート、入力支援といった機能を収録している。
今回発売した「ComponentOne 2019J v3」では、「.NET Core 3.0」に対応し、Windows Forms、WPF、ASP.NET MVCの各エディションでNugetパッケージを提供する。
グリッドコントロール「FlexGrid」については、Windows Formsで詳細行のサポートが、WPFおよびUWPで固定する列数および行数をインタラクティブに変更できる機能が、ASP.NET MVCで編集されたセルのみ再描画可能な機能が、それぞれ追加された。
入力コントロール「Input」については、Windows Forms版の分割ボタンコントロール「C1SplitButton」において、リスト領域内にすべての項目を表示できない場合に、上下に矢印ボタンが表示されるようになっている。
ほかにも、Windows Forms版では、Office 2019(Office 365)スタイルのリボンコントロールである「Ribbon」が新たに追加され、チャートコンポーネント「FlexChart」にはデザイナーを利用したアプリケーション実行時に、チャート要素のカスタマイズを可能にする機能が追加された。
ASP.NET MVC版では、「FlexChart」が「ステップチャート」に対応するとともに、ゲージコントロール「Gauge」に、目盛りのテキストを表示する機能と、現在の値を指し示す針型のポインタを表示する機能が追加されている。
Xamarin版には、Xamarin.Froms、Xmarin.Android、Xamarin.iOSでPDFの表示、ページナビゲーション、テキスト検索を実行できるコントロール「FlexViewer」が新たに搭載された。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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