米Microsoftは、Chromiumをエンジンとする新たなMicrosoft Edgeの正式版を、1月15日に公開した。WindowsとmacOSに対応している。
新しいMicrosoft Edgeは、パフォーマンスを大幅に向上するとともに、デフォルトで有効になっているトラッキング防止機能など、プライバシー保護にも力が入れられている。
企業向けの機能としては、Azure Active Directoryに準拠したアクセス管理や、Internet ExplorerエンジンでWebページを閲覧できる「Internet Explorerモード」、あらゆる検索機能が統合されネットワーク上のファイルや人などの検索も可能な「Microsoft Search」などを用意する。
なお、新しいMicrosoft Edgeは日本語を含む90以上の言語に対応しているが、Windows Updateによる自動配布は4月1日以降に順次開始される。
この措置は、確定申告の時期を控え、混乱を防ぐことを目的としたもので、1月16日の時点で国税庁のe-Taxサイトには、いくつかのサービスが新しいMicrosoft Edgeでは利用できないことが報告されている。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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