ビーテクノロジーは、同社が提供するエンタープライズに特化したBaaS「Hexabase」を、日本マイクロソフトが提供するクラウドプラットフォーム「Microsoft Azure」で運用し、提供することを4月21日に発表した。
「Hexabase」は、Webシステム開発を加速させる、エンタープライズに特化したBaaS(Backend as a Service)。企業業務システムの開発で必要となるデータベースやユーザー管理、ワークフローなどのバックエンド機能をクラウドサービスとして提供する。「Hexabase」の機能を利用することで、システムインテグレータやWeb開発企業は、システムのバックエンドの開発や運用コストの削減、開発期間の短縮により、使いやすさを追及した業務システムの開発が容易となる。
今回、同社が「Microsoft Azure」を採用した理由は、企業ユーザーが寄せている高い技術力と信頼性、日本マイクロソフトがスタートアップ企業に提供する支援力を活用するため。なお、「Hexabase」が「Microsoft Azure」を使うことで得られる具体的なメリットは以下の通り。
- セキュリティ:「Microsoft Azure」の提供するセキュリティが、90を超えるコンプライアンス認定資格を備えている。
- スケーラビリティと機能性:アプリは影響を受けずに実行でき、コードを追加しなくても、1件から数100万までさまざまなコンテナに拡張できる。
- 統合された環境:Kubernetesをはじめとするオープンソースツールやマイクロソフト独自ツールが統合されており、ワークフロー・アプリ・監視を活用できる。
- 相互運用性:さまざまなプログラミング言語やツール・標準プロトコルを備えており、クラウドネイティブアプリを安心して利用できる。
- コスト効率:マイクロソフトの従量課金モデルに基づいて「Microsoft Azure」サービスのリソース使用料を構築・拡張した分だけに圧縮し、システム管理のコストを削減できる。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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