CData Software Japanは、あらゆるデータソースを仮想統合する「Query Federation Driver」を5月14日にリリースした。
「Query Federation Driver」は、複数のCData Drivers を仮想的に統合して利用できるドライバー製品。RDB、SaaS、NoSQL、CSVなどの複数のデータソースを、単一のデータベースとしてアクセスすることができる。これにより、複数のSaaS間、SaaSとRDB間、RDBとExcel間のJOINクエリや集計クエリが標準SQLで可能となる。
具体的には、CRMの案件データや受注データとスプレッドシート管理の予算データの予実管理ができる。そのほか、RDB、複数のSaaSにまたがる企業内情報のエンタープライズサーチや、複数のRDBやSaaSデータの分析ディメンションの拡張も可能。
データ仮想統合ドライバーを利用するメリットは、開発するアプリケーションのデータアクセスレイヤーを単一のSQLベースのインターフェースに統一できることが挙げられる。また、複数データのJOINクエリや集計クエリを実現できるため、アドホックなシナリオでのデータパイプラインのデータ統合負荷を削減できる。
さらに、データウェアハウスやETLでのデータ統合と比べて、コスト・開発工数を最大85%削減できる。また、BI、アナリティクス、カスタムアプリケーションにアドオンできる仮想DWHとして使用が可能。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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