paizaは、同社が運営するITエンジニア向け総合求職・学習プラットフォーム「paiza(パイザ)」を利用中のエンジニア未経験の社会人を対象に実施した、学習・転職の意欲に関する調査の結果を、6月9日に発表した。有効回答数は373名。
調査対象者に、エンジニアへの転職意欲を尋ねたところ、4割超の人が「活発に転職活動中」「機会があれば活動」と回答している。
新型コロナウイルス感染症の流行前後で転職活動にどのような影響があったかを尋ねた質問では、新型コロナウイルス感染症の流行以前と比較して「非常に積極的に転職活動」「やや積極的に転職活動」と答えた人が3分の1を超え、新型コロナウイルス感染症の流行以前よりも「転職活動をしなくなった」と答えた人を上回った。「コロナによる影響なし」と回答した人と合わせると、7割超の人が新型コロナウイルス感染症の影響下でも転職活動を継続していることが明らかになっている。
新型コロナウイルス感染症の流行以前より転職活動を積極的に行うようになった理由としては、「会社に依存しないキャリア構築が必要」「テレワークがしやすいなど、働き方がいいから」「社会環境の変化で、ITサービスの価値が上がると思ったから」といった意見が寄せられた。
エンジニアになって、どのようなキャリアを歩みたいかを訪ねたところ、アプリ開発エンジニアを目指している人がもっとも多く、AIやデータ解析、プロジェクトマネジャーなどがそれに続いている。
学習時間を尋ねた質問では、約半数が「週5時間」以上で、「週10時間以上」も約3割に達した。
これらの結果を受けて、同社は若手・未経験者向けエンジニア転職支援サービス「EN:TRY」に掲載した求人について、6月中に応募した人を採用した場合に、入社時に紹介料を50%割り引くキャンペーンを実施する。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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