オープンソースのプログラミング言語Juliaの最新版となる「Julia 1.5」が、8月3日(現地時間)に公開されている。
「Julia 1.5」では、一部のワークロードにおけるヒープ割り当てを大幅に削減する最適化が行われたほか、マルチスレッドAPIの安定性向上と改善、モジュールの最適化レベルの向上が行われた。
ほかにも、コンパイラで発生していたいくつかの遅延が改善されるとともに、TypeScriptなどの言語で一般的に用いられている引数の省略表現に対応している。さらに、REPLにおいてスコープが可能になったほか、乱数生成の高速化、自動rrベースのバグレポートなどの機能追加や改善が行われた。
なお、「Julia 1.5」ではデフォルトパッケージとして、「Julia 1.4」から導入された「Pkgプロトコル」が採用されている。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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