米Amazon Web Servicesは、AWS LambdaコンソールにおいてAWS Step Functionsワークフローの表示に対応し、Lambda関数をビジネスクリティカルなアプリケーションへ簡単に統合できるようになったことを、9月17日(現地時間)に発表した。
この新機能によって、AWS LambdaとAWS Step Functionsを組み合わせて、スケーラブルなサーバレスアプリケーションの構築が可能になる。
Lambdaは、サーバレスコンピューティングとAWS Step Functionsによって、データやビジネストランザクションの処理を行い、長時間プロセスを実行するワークフローへの関数の統合を実現し、Lambdaコンソールを離れることなく、関数がサーバレスワークフローに構成される場所と方法を視覚化できる。
関数、関数が関与するワークフロー、ワークフローの実行を簡単に移動可能なので、サーバレスアプリケーションの開発が容易になる。
AWS Step Functionsは、AWS Lambda関数と複数のAWSサービスをビジネスクリティカルなアプリケーションに簡単にシーケンスできるサーバレスオーケストレーターで、ステップ関数によって状態の維持、エラー処理を行い、関数を同時に実行可能なステートマシンを使用してワークフローを調整する。また、Lambda関数で維持するカスタムコードの量を減らしつつ、配列を反復処理して決定ロジックを追加できる。
なお、この機能はAWS Step FunctionsとAWS Lambdaの両方が利用可能なすべてのリージョンで使える。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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