米Amazon Web Servicesは、「AWS Launch Wizard」にUbuntu ServerへのSQL Server Always On可用性グループのデプロイを可能にする機能を追加し、9月28日(現地時間)に提供を開始した。
AWS Launch Wizardは、それぞれのAWSリソースを手動で識別してプロビジョニングすることなく、SQL Server Always OnやHANAベースのSAPシステムといったサードパーティアプリケーション用にAWSリソースのサイズ設定、構成、デプロイを行う、ガイド付きの方法を提供する。
これまでは、Windows ServerにSQL Server Always On可用性グループをデプロイする機能を提供してきたが、今回提供を開始した新機能によって、Windows Serverライセンスを購入することなく、無料のLinuxベースOSでSQL Serverワークロードを簡単に実行できるようになり、Windows Serverのライセンスコスト削減が可能になった。
なお、AWS Launch Wizard for SQL Serverは追加料金なしで利用でき、SQL Serverアプリケーション実行のためにプロビジョニングされたAWSリソースに対してのみ料金が発生する。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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